排水管の汚れはほかのお住まいの皆様にも迷惑をかけてしまう恐れも。
台所・浴室・洗面・洗濯機などの排水は、お部屋内から建物内の共用排水管を通って建物外部排水枡に排水されています。これらの排水中にはお料理の油や洗濯排水中の糸屑や髪の毛などが混ざっており、時間経過とともに排水管の内側に付着していきます。
この汚れが増えてくると、排水管内が狭くなり排水口から「ゴボゴボ」といった音が聞こえたり、水の流れが悪くなることがあります。またひどくなると管が完全に閉塞してしまい、閉塞箇所によっては、排水口から逆流して吹き出してくることも考えられます。ご契約時に排水の洗浄は入居者様へとお願いしており、万が一詰まりが原因で、事故や被害が生じた場合、入居者様の保険での対応や、入居者様に負担して頂くこともありますので予めご了承くださいませ。
年2回、お部屋内の点検にご協力ください。実施日はあらかじめご連絡します。
マンションには火災の発生を知らせ、避難および初期消火を行うための設備が備え付けられています。それらの設備がいざというときに正常に作動することを確認する作業が消防用設備点検です。この点検の実施は消防法で1年に2回の実施が義務付けられています。
点検の実施日はあらかじめ、掲示板への掲示やお知らせの配付によって、お知らせいたしますので、実施日にはご在宅いただき、点検にご協力いただくようお願いいたします。
この設備はマンションの共用部分のみではなく、お部屋内の火災感知器およびスプリンクラー等とそれと連動したインターホン設備や火災発生の際、玄関から避難できない場合に使用するバルコニーの避難ハッチ等も含まれます。そのため消防用設備点検では、実際にお客様のお部屋に入室し、点検作業を行う必要があります。
物件によっては、各共用部に自転車を置かれていたり、植栽などをおいていらっしゃる場合も見受けられますが、原則的には個人が各自自由に利用できる専有部分とは異なります。
私物化していたことで起きた事故や被害などに関しましては、対象の入居者様へ全てご請求させて頂きますので、共用部の私物化はおやめください。
また、ベランダは個人のスペースではなく、共用部と法律で定められています。喫煙や騒音で周りに迷惑をかけることや、緊急時は避難経路となりますので、ゴミや必要のない私物を置かないでください。