古いままでも極端にイメージが悪い部分へのテコ入れで満室。
Before
入居戸数 8戸 (16戸中)
状況説明
北九州の物件で駅も近いわけではない物件。
しかしやりようによって効果がでるのが不動産賃貸経営の醍醐味です。
この物件のネックはいくつか有りました。
- 猫の巣窟になっていた
近所にすむおばあちゃんがこの物件の敷地内で餌やりをして大量の猫を飼っていました。
- 裏手には森があり湿気と雰囲気が悪い
- 室内は現状回復せず放置
- 家主の自主管理
After
見た目として大きくは変わっていないのですが、ネックとなっている部分へテコ入れしました。
入居戸数 16戸 (満室)
満室への軌跡
- 猫の巣窟
敷地内にすみつきすぎて、猫よけグッズの設置を行っても効果はイマイチでしたので、この場所で飼育するおばあちゃんの居住地を調べて何度も説得しました。
が、改善せず…それでも入居者の協力もあり敷地内での飼育をやめてもらうことで徐々にその回数がへり当初よりは猫屋敷状態も最初に比べるとずいぶん改善されました。
- 裏手の森
隣地所有者と交渉しきらせていただきました。
- 汚い部屋
安い家賃とはいえ汚いままだと入居は付きませんので、入居が決まるごとに少しずつリフォームさせていただきました。
- 家主の自主管理
上記からも分かる通り、管理会社として取り組みをさせていただきました。
時間は半年以上かかってしまいましたが、柔軟な姿勢であることを強く示し、対応することで仲介会社にお部屋を紹介していただき、入居が厳しいと思われる北九州の都心部以外でも無事満室にすることができました。
見た目は大きく変わっていませんが、コストをかければ埋まるというものではありませんので、費用面で心配されている方も良い事例になったのではないかと思います。