大家が遠方におり、目が届かないのを良いことに管理会社に見事に放置された物件でした。
所有者は「そこそこお金をかけてきた」と自覚がありましたが、現場ではほとんどの部屋の鍵はあわず、管理をなされていない状況で9割まで空室になっていました。
大規模なリノベーションはやらずに、やるべきリフォームなどのテコ入れを行いました。
行ったことはシンプルで、原状回復とちょっとした付加価値をつけました。
TVモニターフォン、シーリングファン、インターネットフリーの導入です。
導入後、少し空室状態が続き、その理由は綺麗になったイメージを浸透させることができていなかったためです。
苦労しましたが、写真などでのPRと地道な業者への認知度UPの活動を行うことで、途中から申し込みペースがあがっていきました。
原状回復といっても、ただ汚い状態というだけではなく、床も写真の通りカーペットタイプのCFがはられていたりと、人気がない作りそのままの状態でした。
外壁の塗装はしていて綺麗なのに、清掃は一切おこなっておらず放置物件のようになっているという物件で、大家さんが現地の管理会社と明らかに意思疎通をはかれていないであろう箇所ばかりが疎かになって空回りしていることが原因であったため、満室になるのは時間の問題でした。
満室になったあと最初から入居していた最後の1部屋が退去しましたが、また申込みが入ることで満室を継続しています。
当面は今の施策で満室継続ができるのではないかと思います。
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