3割入居を半年で10割=満室へ。
Before
状況説明
鳩のふんが10センチ以上積もるレベルで廃墟化していたアパルトメント。
募集は当然されておらず、室内は汚いまま放置。
現地に行ったら入居者も「管理会社に連絡してもエアコンかえてもらえない」など退去につながる可能性があり。
現地は草も生えっぱなし、外観はボロボロ、雨漏り。
などなど、あげだすとキリがないほどでした。
After
満室への軌跡
この辺の一体の廃墟感がすごく、必要なことはイメージの払拭でした。
お部屋を提案する仲介会社はイメージが悪いところはそもそも提案しません。
ですので、鳩の糞を撤去し、外壁改修工事を行い、鳩よけネットをはり、イメージをかえるため下準備をしました。
室内も同時進行で工事していき、外壁改修工事が終わったこと、ホームステージングをおこないました。
ようやく「案内にいけば決まります」という告知を久留米の各店舗に行うことができます。
イメージの悪いところに案内しないとはいったものの、イメージがよくとも入居が決まらない可能性の高い物件にはどんなにお願いしても仲介というビジネスですから、営業マンは案内にいきません。
インターネット公開と写真配布を数回におよぶ告知し、徐々に認識されはじめ、閑散期のなか満室までむかっていきました。
入居したら今度は確認が行き届いていなかった配管の接合部から下階に水漏れするなど、今まで居住していなかったツケも出てきます。すべての配管をやりかえたりすると費用が高いので使い続けるなどして住んでみないとわからないこともあるのが、この数年以上にわたって空室でありつづけた物件の怖いところです。
まさに管理と工事と募集のどれも欠かせない物件だったといえます。
ともあれ、無事に満室となりこれからは入居者と大家にとって優良な物件になることと思います。