賃貸の防音について

はじめに

マンション・アパートなどの集合住宅で一番トラブルになりやすいのは騒音トラブルです。
お部屋同士が左右や上下で隣り合っているためお互いの生活音が伝わりやすく、ストレスとなり近隣住民で騒音問題へと発達するケースが多くあります。
騒音がトラブルになりやすいと知っている人は多いですが、逆に防音性の高い賃貸物件はどんなものでしょうか？？
いつ自分自身が被害者・加害者になってしまうかわかりません。今後の為にも防音のことや防音性の高いお部屋について知ることは大切です。
 

防音性の高い物件とは？

一般的には木造等のアパートよりも鉄筋コンクリート造等のマンションタイプの方が防音性が高いと言われています。

木造等アパート＜鉄筋コンクリート造

最近では楽器や映画を大音量で楽しみたいという人の為に、最初から防音設備の整った賃貸物件やレンタルできる防音部屋もあるのでこういったお部屋や施設、サービスを利用するのもいいですね。
部屋の位置も重用です、両隣に部屋があるよりは角部屋のほうが気を配る必要がありません。同じように上下に部屋があるよりも一階か最上階を選ぶほうが騒音リスクが少なくなります。
 
最近はアパートタイプでも遮音性の高い壁素材や床素材を使って昔よりも防音性が高くなっている物件も出てきています。

自分でも防音はできます！

トラブルを避ける為にも自分でできる防音対策も知識として覚えておくと便利です！
お子さんがいらっしゃる家庭では、走り回る音が隣接する部屋に響きトラブルになってしまうケースがあります。
床に防音マットや絨毯をしくと、振動が吸収され音を大幅に抑えることができるのでぜひ取り入れましょう。
 
隣の住居と隣接している壁に、家具や防音シートを貼るのも効果的です。
カーテンを遮音カーテンにすると、こちらの音が漏れにくくなるだけでなく、外の工事音なども防ぐことができます。
ドアの開け閉めの音も響きやすいのでドアのふちにクッション性のあるシートを貼り付けるのも防音性を高くします。
 

自分ではどうしようもできないときは？

どんない防音対策をしても、完全に音を抑えることはできません。
日常的ストレスになるほどの騒音被害にあってしまった場合、大家さんや管理会社に相談にのってもらいましょう。
 
また、自分が知らず知らずのうちに出してしまった騒音で連絡が来ることがあります。
注意をされたら素直に聞き入れ、トラブルへ発展することを避けましょう。